摂食嚥下障害のキュアとケア 第2版

摂食嚥下障害のキュアとケア 第2版

 

著者名:舘村 卓

出版社:医歯薬出版

出版年月:2017年09月


書籍

ISBNコード:9784263216705

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価格:¥5,724(税込)

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目次情報 内容紹介 推薦人

本文中の略語
第1章 なぜ口から食べないといけないのか
 1.大衆超高齢化時代の要請―生活参加の支援
 2.日本人の死と医療の今昔
 3.経口摂取で生活参加を支援するという考え方
  1)なぜ口から食べないといけないのか
  2)非経口摂取での経過が非経口摂取を継続させる
  3)経口摂取の支援は難しい―口から食べることは恐ろしい
 4.なぜ,どこで,誰が経口摂取を求めているのか
第2章 動物の嚥下,ヒトの嚥下―なぜ,ヒトは誤嚥し,動物は誤嚥しないのか
 1.動物の口腔,鼻腔,気管,食道の位置関係
 2.ヒトの口腔,鼻腔,気管,食道の位置関係
  1)口蓋帆咽頭閉鎖機能の獲得
  2)「食事」か「食餌」か
第3章 咀嚼嚥下機能の獲得と障害の生理―乳児から成熟型への摂食嚥下機能の獲得
 1.離乳開始まで
  1)生後直後~離乳前期
  2)乳児嚥下―構造上の特徴
   1 舌の形状と運動モード 2 肋骨の走行と呼吸 3 咽頭の発達
  3)乳児嚥下―機能上の特徴
   1 栄養摂取のための3つの反射 2 異物排除のための2つの反射
   3 脱感作
 2.離乳開始以後
  1)離乳初期
   1 離乳初期の口腔運動 2 離乳初期に摂取可能な食物の性質
   3 口腔容積の低下した高齢者と離乳初期の舌運動との近似性
  2)離乳中期
   1 離乳中期の口腔運動 2 離乳中期に摂取可能な食物の性質
   3 離乳中期の要介護高齢者との関係 4 離乳初期から離乳中期に誘導する方法
  3)離乳後期
   1 離乳後期の口腔運動 2 離乳後期に摂取可能な食物の性質
   3 離乳中期から離乳後期に誘導する方法
 3.離乳段階から学ぶ要介護高齢者(児)への対応の基本
第4章 成人型の摂食嚥下機能とその低下
 1.4(5)期型嚥下モデル
  1)先行期
  2)準備期
   1 準備期に必要とされる口腔機能と口腔器官の特性 2 食物物性と咀嚼機能
  3)口腔期
   1 口腔(前)期 2 口腔(後)期(移行期)
  4)咽頭期
   1 咽頭期前半 2 咽頭期後半
  5)食道期
第5章 生理学に基づく対応
 1.対応と評価にあたって
 2.評価法
   1 短期,長期目標を明確にし,最適な治療・訓練法をプログラムするために評価する
   2 対象者の様態と変化する目標に応じた評価方法を選択する
   3 日常生活環境を想定した評価を行う 4 家族・介護者からの情報を採取する
   5 介護者を評価する 6 口腔機能に可塑性があることに基づいて評価する
 3.効果的な評価の実際
  1)病歴採取時に必ず確認すべき項目
  2)現症採取時に必ず確認すべき項目
  3)臨床検査
  4)問診による摂食嚥下機能にかかわる因子の評価
  5)介入,観察による摂食嚥下機能にかかわる因子の評価
   1 指示に従えるか否かを問わない評価項目
   2 指示に従うことが難しい場合に評価が困難な項目
 4.フローチャートに従った摂食咀嚼嚥下機能の評価
  1)経口摂取の場合
   要衝1.嚥下障害を疑わせるイベントに一貫性があるのか 要衝2.安全な嚥下姿勢をとれるか
   要衝3.末梢神経障害の有無 要衝4.歯垢が原因の発熱の特徴(四徴)の有無
  2)非経口摂取の場合
   要衝1.安全な嚥下姿勢である三点セット+側臥位がとれるか 
   要衝2.コミュニケーションがとれるか否か/意識障害の有無 要衝3.原始反射の有無
   要衝4.歯垢が原因の発熱の特徴(四徴)の有無 要衝5.末梢神経機能の評価
 5.既存の評価法の問題点
  1)嚥下試験
  2)機器による検査
 6.関連職種からの情報収集
第6章 摂食嚥下障害への対応の実際
 1.口腔ケアは口腔清掃と口腔咽頭機能療法の効果を同時に満たすことができるのか
  1)「口腔ケア」という言葉の危うさ
  2)tailor-made oral-careの考え方
 2.口腔清掃によって得られる効果
 3.口腔咽頭機能療法の効果
 4.口腔清掃と口腔咽頭機能療法で使用するもの
 5.口腔装置治療
 6.フローチャートに基づく嚥下リハビリテーション
  1)4象限のどこで生活しているのか
  2)経口的に栄養摂取している場合
   1 I型の対応 2 I型変法の対応 3 II型の対応
  3)経口的に栄養摂取していない場合
   1 III型の対応 2 IV型の対応 3 V型の対応
第7章 フローチャートに従った実際の取り組み
 症例1 口蓋帆咽頭(いわゆる鼻咽腔)閉鎖不全が原因の嚥下障害を口腔装置によって改善できた舌咽神経鞘腫術後症例【I型】
 症例2 歯科医師会,訪問歯科衛生士,専門医,施設スタッフの連携によって改善できた血管性認知症症例【I型変法】
 症例3 支援学校卒業後に発症した嚥下障害を下肢機能の訓練を行うことで改善できた小児症例【II型】
 症例4 長期の非経口摂取による廃用化が原因の咀嚼嚥下障害に対して,咬合状態の評価と筋電図所見に基づいて改善できた先天的消化管障害の小児症例【III型(III-1)】
 症例5 口唇機能賦活のための口腔装置とIOE法によって改善できた下顎歯肉腫瘍術後症例【III型(III-1)】
 症例6 歯科医師による早期の口腔環境の回復と居住環境の調整によって嚥下障害を改善できた脳卒中後症例(IV型)
 症例7 脳外科手術後7年間非経口摂取による摂食嚥下障害に対して,口腔咽頭の廃用化を改善することで普通食まで誘導できた遷延性意識障害症例【V型】
 付 歯科医科連携の一例 食道がん手術患者への口腔ケアを通じた摂食嚥下リハビリテーション
 1.背景
  歯科医科連携の経過
 2.Stage I―術後にだけ対応したチームアプローチ―(1997年5月~1998年5月)
 3.Stage II―術前後の全症例に対応したチームアプローチ―(1998年5月~2005年3月)
 4.まとめ
  食道がん術後における摂食嚥下障害発症の背景と対応 課題

 索引

 NOTE
  1 歯周病と全身疾患
  2 イヌ,ネコは咽頭があるのでときどき誤嚥する
  3 健常者であっても高齢男性は高齢女性より誤嚥リスクが高い
  4 顎骨,永久歯,栄養
  5 上半身の前方への転倒を防ぐハーネスが嚥下障害の原因となる
  6 成人での仰臥位での口腔ケアのリスク
  7 なぜ,乳児は仰臥位でも誤嚥しないのに成人では誤嚥するのか
  8 原始反射と要介護者(児)
  9 脱感作が阻害される医学的介入
  10 バギーを使っている乳幼児への対応
  11 粘りのある食品とは
  12 刻み食は人にやさしいか
  13 健常児なのに小学校に入学したら給食が食べられなくなった
  14 嚥下造影検査はゴールドスタンダードか(1)
  15 暗い部屋で昼間独居だと,なぜ誤嚥するのか
  16 なぜ,風邪をひくと「お粥」なのか
  17 食前の口腔ケア(口腔清掃)の必要性
  18 在宅要介護者や施設利用者で長期に軟食・刻み食を摂取していた人への義歯作成
  19 歯垢は歯と歯周組織だけに影響するのか
  20 エアコンの吹き出し口と仰臥位
  21 尿量と唾液分泌量
  22 咀嚼運動と唾液の性質
  23 反復唾液嚥下テストは何を診ることができるのか
  24 刻み食やミキサー食は食べやすいのか
  25 なぜ口蓋帆張筋は三叉神経支配なのか
  26 刻み食やミキサー食にとろみ食品を混ぜれば問題ないのか
  27 一定量の「水飲みテスト」で嚥下機能が判定できるのか
  28 神経障害がないのに軟口蓋が挙上しないことがある
  29 嚥下造影検査はゴールドスタンダードか(2)
  30 フードテストは何を診ているのか
  31 お粥にするとうまく嚥下できるか―食事の途中でムセ出すのはなぜか
  32 NGチューブの内面の白濁は栄養剤の残渣か栄養剤の逆流か
  33 カウンターバーでコリンズカクテルは飲めるか,すし屋の湯飲みはなぜ広口か
  34 構音訓練は嚥下機能の訓練になるのか
  35 Albの検査方法による値の誤差
  36 物性が同一だと同じように嚥下できるのか
  37 肌のケアと口腔ケア
  38 長期仰臥する人にベッド上での安全な嚥下姿勢をとるための蒸しタオル,ホットパック,成人用おむつの使用
  39 食後のソファでのくつろぎは危ない
  40 食べてすぐに横になると「牛」になるのは本当か
  41 なぜ厳密に回数や時間を決めた訓練は継続されないのか
  42 なぜチューインガムやスルメが咀嚼訓練によいのか
  43 上口唇と下口唇は同じ役割か
  44 体幹保持の道具
  45 膝と腰の位置で曲がるベッドは本当に優しいのか
  46 胃瘻造設後に経口摂取が可能になれば胃瘻を抜去してよいのか
  47 IOE法を用いたNGチューブから離脱するためのプログラム
  48 気管カニューレから離脱するためのプログラム
  49 市販離乳食でうまくいくのか
  50 なぜ成長期に長期非経口摂取だと小顎症になり,叢生になるのか

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