PEPARS(ペパーズ) 129

PEPARS(ペパーズ) 129

感染症をもっと知ろう—外科系医師のために—

 

著者名:

出版社:全日本病院出版会

出版年月:2017年09月


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目次情報 内容紹介 推薦人

手術部位感染(SSI)の概念と対策 小川  令
筋膜のような水平方向の血流に富んだ膜構造を術中に同定・縫合し,創縁が自然に密着する状況をつくることがSSI予防に大切である.
院内感染の概念と対策 阪野 一世
基本となる院内感染の定義および標準予防策,そしてアウトブレイクが発生した場合の組織の対応の流れおよび個々の医療従事者の注意すべき行動について述べる.
慢性感染症の概念と対策(バイオフィルムなど) 山口 賢次ほか
本稿では,今後も患者数が増加すると考えられている慢性創傷,感染症,その原因となるバイオフィルムを中心に概念からその対応策までを述べる.
創傷の洗浄・消毒・抗菌の概念とアップデート 市岡  滋
創感染のコントロールにおいては創傷局所のマネージメントを前提に抗菌薬の全身投与を考慮する.
頭頸部顔面領域の感染に対処する 梅澤 裕己
頭頸部は唾液,鼻汁などの刺激,嚥下圧による物理刺激,人工物が存在する場合は,人工物も物理刺激となって難治となることがあり,その対応策について述べる.
体幹の感染症と治療 榊原 俊介ほか
胸部・腹部のいずれも重要臓器を含み,そのSSIには個々の手術内容や感染の広がりを慎重に検討しながら治療を行う必要がある.本稿では胸部と腹部とに大別し,それぞれの治療の概要について述べる.
上肢の感染症と治療 小野 真平
手の感染症の診断・治療の遅れは重篤な後遺症を残しかねない.保存的に待てるvs緊急手術を要する感染症,救急外来で対応可能vs入院手術が必要な感染症の線引きを明確に理解する.
下肢の感染症と治療
兼行慎太郎ほか
下肢の感染症の病態は感染の深さ,患者の全身状態などによって多岐に亘る.合併症によって起因菌も異なり,時には重篤な状態になり得るため早期診断と治療が求められる.
熱傷の感染症と治療・予防 松村  一ほか
熱傷においては,創感染が予後を左右する.また,菌の外毒素によりショック症状を呈する場合もある.人工真皮や培養表皮などは細菌汚染に弱いため,感染コントロールが重要となっている.
褥瘡の感染症の診断と治療 寺部 雄太ほか
感染性褥瘡は,我々形成外科医の最大に力の発揮出来る外科的なデブリードマンが極めて有効である.慢性創傷のうち褥瘡ほど外科的アプローチが有用である分野はなく,形成外科医としての知見を少しでも深めることが目的である.
美容外科手術後感染症と治療 野本 俊一
美容外科手術後に異物を埋入してある状態においては晩期性感染発生の可能性を常に念頭に置くべきであり,美容外科領域においても大切なのは“異物を体内に入れる行為”に対して十分な準備と適切な手順を怠らないことである

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